組合概要



健康保険組合とは

成り立ち
 健康保険組合は、組合員と事業主が負担割合に応じた保険料を出し合い、病気やケガなどの際の経済的な負担を軽くすることによって、生活上の不安を少しでもなくそうという相互扶助を目的として、設立・運営されています。

組織
 健康保険組合の決議機関は、『組合会』です。事業主と被保険者(従業員)、双方の代表である議員で構成し、組合員の意思が反映されるようになっています。
そしてその組合会議員の中から構成された『理事会』によって、事業が執行されます。



事業内容
 主な事業内容は次の二つです。
保険給付事業 診察・薬・入院など治療に必要な医療費の負担、出産手当金、埋葬料などの給付金の支給を行っております。
保健事業 人間ドックの補助、健康相談、機関誌、ホームページによる健康づくりのPRなど、皆さまの健康保持・増進を図るための事業を行っております。

保険料のしくみ

 
健康保険組合の収入の大部分を占めているのが皆様からいただいている保険料です。保険料は、健康保険組合を運営するための財源となります。保険料の大部分は、医療費および拠出金(老人および退職者の医療費の健保負担分)にあてられます。

保険料の決め方
標準報酬月額×保険料率+標準賞与額×保険料率 (健康保険及び介護保険)

  
(標準報酬月額) 4・5・6月に受けた報酬総額の平均額(その年9月から翌年8月まで適用)
              ※報酬総額には、給与として受け取るものが全て対象となります。

  (標準賞与額)  賞与総額(上限年間573万円)

保険料率

  (健康保険料率) 30/1000〜120/1000の範囲内で財政状況に応じて各健康保険組合で決定されます。

  
(介護保険料率) 介護納付金(介護保険制度により決定)を当健保組合の報酬総額で除した結果で決定されます。
             ※毎年変動 
                              

当健保組合の負担割合
保険料率 健康保険料 介護保険料(2020年度)
    90.2/1000     17.0/1000
負担割合 事業主     45.1/1000      8.5/1000
被保険者     45.1/1000      8.5/1000

医療費のしくみ

 
被保険者であるみなさまや扶養家族の方が受診したとき、窓口で自己負担分(3割相当額)を支払います。
残りの医療費(7割相当額)はキクチ健保が負担しています。では、医療費がどのように支払われているかご存知ですか?


医療費の流れ

医療費のお知らせ
(お願い)
 医療機関や接骨院等を受診した場合、『医療費のお知らせ』を年3回お送りしております。
必ずご覧いただき、医療費のチェックにご協力をお願いします。
みなさまの一人ひとりのチェックが、医療費の誤請求・不正請求を防ぎます。医療機関でもらう明細付きの領収書と見比べるとチェックしやすくなります。領収書は大切に保管しましょう

おかしいと思ったら
 ・受診した覚えがない。
 ・窓口負担額が大幅に違う。
  など内容に不審な点がありましたら、医療機関や健保組合までお問合わせください。